Ole Børud / Keep Movin (2011)

Genre: Pop/Rock/Soul/Funk
For Fans of: Pages, Donald Fagen, Steely Dan.
Country:Vestfold, Norway
Label: OBM Records
01. High Time
02. Rock Steady
03. Awaiting Your Reply
04. Keep Movin
05. Broken People
06. Make A Change
07. Heaven Is On My Side
08. She's Like No Other
09. Souls In Chains
10. Step Into My Light
11. Resting Day
Step Into My Light
今年出会った作品の中で僕のツボをここまで突いてくるアルバムはなかったです!今年最高のアルバムだと間違いなく言えるくらいハマりました。
彼の前作(2nd?)「Shakin' The Ground」は本国だけでなく、日本でも日本盤出るくらい盛り上がっていました。あまりAORに詳しくない僕の耳にも届くくらいですよ。と、言っても本国のリリースは2008年、日本盤は2009年、僕が買ったのは2010年の夏・・・大分出遅れてるわけですが(笑)
まぁそれはさておき、その話題の2ndを聴いてみたんですが・・・これがまた素晴らしいんですよね。欧州ならではというか、オシャレなテイストはAORに愛称がいいのか、凄く気持よいアレンジで。ずっと何回聴いていても疲れないんですよ。程良くファンキーに、メロウにソウルフル、そして決める時はしっかりとロックに決める!と文句の付けようがないアルバムで、日本のAORファンを唸らせる程。
まぁそんな上がりに上がりきったハードルの中リリースされた2ndアルバム・・・もう軽々越えてくれましたよ!前作<<<<<<今作くらいの勢いで、より洗練され、よりタイトに、よりメロウに仕上げてきてくれました。「全曲名曲」ってレビュー何だよ(笑)とか言ってた自分が恥ずかしくなるくらい全曲名曲です。
She's Like No Other
「High Time」はひたすらファンキーなナンバー。ワウのかかったギター、アッタク感の強いベース、刺さるようなホーンセクションと彼流のファンクナンバーに今宵も踊り狂って下さい!
「Rock Steady」は勢いのあるゴスペルチックなポップロックナンバー。この中で一番好きな曲です!サビ部分のコーラスが凄く80'sっぽい重ね方とメロディーで思わずニヤッとしてしまいます。
「Awaiting Your Reply」は1、2曲目の駆け抜ける爽快感とは打って変わった、腰を据えたアーバンソウルなナンバー。
「Keep Movin」はベースに歪みをかけて潰した音に、コーラスをかけたカッティングギターでデジタル感を出したサウンドが魅力のディスコナンバー・・・かな?「Don't Stop!!パァーン!!」というホーンの入るタイミングが間違いなさ過ぎて失禁します。しません。彼の尊敬するPagesのカバーです。
「Broken People」はまさにウエストコーストAOR!って感じのメロウなナンバー。アルバムの流れ的にはここでノリ疲れた貴方にちょいと一息といった感じかしら。
「Make A Change」は何だか徐々にこちらに近づいてくるような気がするベースラインに印象的なホーンセクションが絡む力強いナンバー。基本のメロはメロウなんですが、サビ部分はパワフルにガツンと来る感じが好きです。
「Heaven Is On My Side」はどう考えても彼流のFootlooseだと思っちゃいました(笑)イントロの手拍子もズルイです。いつも言ってますけど手拍子はズルイ。必聴です。でもYouTubeにないんですよね。
「She's Like No Other」はまた骨休めのメロウなAORナンバー。主張しすぎないクリーンギターが凄くそれっぽくて気持ち良い。メロディの隙間に入り込んでちょっと顔を出すフレーズが良いですね。
「Souls In Chains」は「Make A Change」系のちょい暗めのメロディで始まる曲。と思ったら途中フュージョンっぽい展開になり、徐々に曲のテンションも上がっていく流れに。それぞれの楽器のヴォリュームも上がっていって・・・甘~いホーンソロ・・・そしてファンクな展開に・・・という結構な展開に。一番聴き応えがあって一番くどい曲かも。好みが分かれます。
「Step Into My Light」のイントロを聞いた瞬間に「心のPhotograph」か?!と思ってしまいました(笑)これもウェストコーストっぽいトロピカルな雰囲気のある曲で良いですね。何かWham!の「Club Tropicana」を思い出しました。
「Resting Day」は正にタイトルの通りゆったり出来そうな曲調。彼の「お疲れ様でした~」っていう感じが伝わってきます・・・伝わって・・・きませんか?
Broken People
あらゆるジャンルを高品質で昇華したAORというジャンルのサウンドを表現する為には、先人のマネをするだけではなく、本人たちもそれらを自分なりに消化していく必要があると思います。彼の場合若くしてスタジオミュージシャンとなって活動しているらしく(現在は34歳らしいです。意外と苦労人)、メタルバンドやゴスペルグループなどを経験しているそうです。そしてそういった振れ幅のある音楽性から彼流のポップスやロックを表現した際にこういったAORサウンドが生まれたという感じがします。そんな彼のサウンドはやはり過去のまがい物バンドと比べても「本格派!」って感じがして、スカっとしますし、自信を持って他人に薦められるアーティスト・作品だと思います。
ただ彼のこの作品、海外のインディーレーベル故に流通が酷く悪いのです。AmazonやiTunesでMP3をゲット出来ますが。やっぱここまでの作品はCDとして手元に置きたいですよね。レコードでもいいですよ。それくらい欲しい!日本のレーベルさん!お願いします!!
まぁ最高の展開としては今作で大手メジャーレーベルと契約→デヴィット・フォスタープロデュースで世界デビュー→世界的にAORがブームに→日本でもAORフェスが開催・・・という展開。
※と思って、今Amazon見たらVillage Againさんから日本盤がリリース!!!!!!やばあああああいっす!!9/7日にリリース予定だそうです!うひゃああ!!要チェックです!
http://v-again.co.jp/release/ole-borud-keep-movin.html
Rock Steady


0 コメント: