James Blake / James Blake (2011)



Genre: Electronic/Dubstep/Soul
For Fans of: Bon Iver, Mount Kimbie, Martyn.
Country: London, UK.
Label: ATLAS, A&M, Polydor


1. Unluck
2. The Wilhelm Scream
3. I Never Learnt To Share
4. Lindesfarne I
5. Lindesfarne II
6. Limit To Your Love
7. Give Me My Month
8. To Care (Like You)
9. Why Don't You Call Me
10. I Mind
11. Measurements

Official

The Wilhelm Scream


去年のベストアルバムに挙げたこのアルバム。このアルバムがリリースされると、こぞって各紙で取り上げられ、絶賛され・・・と一躍人気アーティストに仲間入り。どうしてもそうなると僕が思ってしまうのは「またかよ・・・」という感情。あの国はどれだけそういう過大評価をして、ハイプにしてしまったり一発屋に仕立て上げてしまえば気が済むのだろうか・・・と。そういうわけで、「ダブステップ」という普段聞かない音楽のジャンルなのも手伝ってか、幾分冷めた目で今回の盛り上がりを見ていました。

しかし時間は経てども、中々評価は下がらない。もしかしてコイツは本物なのだろうか?と思い聴いてみると、衝撃が走った!僕はなんて間違っていたことを・・・・・・とは思わず、「想像以上に聴きやすいな・・・」くらいの感想でした。やはりそう思った要因の大きな部分にメロディ、歌い方が非常にソウルっぽい所にあります。ダブステップってのはもう少し取っ付きにくいジャンルかと思ったんですが、このアーティストを聴く限り「そうでもないんだな」と思えました。
イメージとしてダブステップっていうのは音の流れや進行に身を任せるという、「感じる」タイプの音楽だと思っていて・・・勿論ファンクのような泥臭く本能に任せたって感じではなく、「冷静さと計算が介在する感覚的音楽」って感じ。
何だその表現って思うと思います。つまり僕もそういう意味不明なイメージをダブステップに持っていたわけです。それがこのJames Blakeによりぶち壊されたわけです。
まずソウルフルなメロディとヴォーカルによって、歌モノとしても確率してるんです。曲展開などはやはりクラブサウンドならではな、ループやダビーな展開で高揚感を煽る感じですが、そういう耐性のない僕でもすっとその渦に入れるとっつきやすさがあるんです。それはやはりメロディの良さ。ヴォーカルの魅力。

Limit To Your Love


この場合のメロディの良さっていうのは、勿論ポップチャートを席巻するようなキャッチーさを示してるわけではなく、「聴いて気持ち良いと思えるという事+ある程度の整合性とメロディの帰結感」を意味です。
前者は当然どの「メロディの良さ」という意味にも当てはまるものですが、後者の整合性と帰結感っていうのはですね・・・こうインディー系の美メロって綺麗で美しいですけど、フワフワしてて、何かしっくり来ない感じある時ありますよね。こうなったら気持ち良いだろうなっていうしっくり感、それがこのアーティストにはあるっていう事です。それを格好良く言おうと思ったら分けわかんなくなりました。後コード理論で説明しようと思ったけど自分で意味わからなくなったので止めます。無知。

まぁ色々うだうだ言ってますけど、彼がここまで評価されるのはやはりダブステップを普段聞かない人達まで巻き込めるそういう「大衆性」を持ち合わせているんだと思います。メロディであったり、空気感であったり。僕が感じた聴きやすさ、とっつきやすさですね。
勿論ダブステップが詳しい人や好きな人にとっては、トラックの使い方の巧みさや音選びのセンスの素晴らしさを褒めまくるんでしょうけど、素人の僕はやはりメロディのメランコリックさ・素晴らしさ・美しさを評価したいです。
ダブステップを殆ど知らないので、漠然とした感想しか書けませんでしたが、ダブステップというジャンルのファン層の間口を広げる作品だと思うので、色んな方に聴いてもらいたいですね。

A Case of You

※これが一番好きな曲!バロックポップな感じがグッド。





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