Hunter Hayes / Hunter Hayes (2013)



Genre: Country/Pop/Rock
For Fans of: Keith Urban, John Mayer, Rascal Flatts.
Country: Louisiana, US.
Label: Atlantic.
Official: http://www.hunterhayes.com/encore

01. Storm Warning
02. Wanted
03. If You Told Me To
04. Love Makes Me
05. Faith to Fall Back On
06. Somebody's Heartbreak
07. Rainy Season
08. Cry With You
09. Everybody's Got Somebody But Me
10. What You Gonna Do
11. More Than I Should
12. All You Ever
13. Storm Warning (Live) *Bonus Track
14. Wanted (Live) *Bonus Track
15. Somebody's Heartbreak *Bonus Track

Storm Warning


2012年度の55th Annual GRAMMY Awardsに於いて、Best New Artist/Best Country Solo Performance/Best Country Albumの3部門にノミネートし、今年日本でもピックアップされるであろう(もうされてる?)Hunter Hayesのデビューアルバムをレビュー。

カントリーやブルースミュージックのようなトラディッショナルなサウンドは、大人向けなイメージがあるんですが、度々こういう見栄えの良い若手アーティストが出てきて、若い層に支持されて人気が出る…みたいな事ありますよね。John Mayerだったり、Norah Jonesだったり、最近だとTaylor Swiftだったり。

Somebody's Heartbreak


このHunter Hayesもそんな感じに、若者に人気のアーティストのようです。テンガロンハットに口ひげを生やす、如何にもなカントリーファッションをするわけでもなく、そこら辺にいるカジュアルなスタイル。それで顔も格好良くて、演奏もやっちゃう。それでもって愛の歌なんか歌っちゃうわけですから、人気も出ますわね。
サウンドや曲自体もKeith Urban, John Mayerにもろ影響を受けたようなCountry/Bluesルーツのポップソング。分かりやすい展開に、クド過ぎず耳馴染みの良いメロディで、Country/Bluesが苦手な人でもさらっと聴けちゃいます。

Everybody's Got Somebody But Me


その分、彼のここが魅力!という強烈な個性も感じられないですが。ただ、良く言えばクセが無いので、これから洋楽聴き始める人にオススメする事も出来ます。また普段は濃ゆい音楽を聴いている人の箸休めにも良いかも。
まあずっと聴き続けるのは難しいですが、たまにこういう単純にキャッチーなアメリカンポップミュージックを聴くと凄くホッとしますよね。ストンと心に入っていくというか、メロディの帰結感がひたすら心地良いです。

Taylor Swiftは彼の事がお気に入りのようで、ツアーにも誘ったりしてるそうな。Taylor Swiftファンであればチェックしておきたいアーティストではあるかもしれませんね。

今度大人気御礼ってな事で、今作のアンコール盤が6月にリリースされるそうな。今作のオリジナル盤自体、2011年リリースで、日本盤が遅れてこの間リリースされました。アンコール盤には、こっちの日本盤には収録されていない、シングル"I Want Crazy"含む5曲追加された作品になるそうな。今から買うならちょっと待って、そっちを買うのが良いかも。"I Want Crazy"が良い感じなのでオススメです。

I Want Crazy


グラミーと言えば、Best Pop Vocal Album Nomineesの紹介を彼が務めたんですが、それらの作品の代表曲をメドレー形式で弾き語りしながら紹介するっていう面白い趣向でした。結構高めのキーが辛そうで、若干ピッチが不安定でしたが、聴いていて楽しかったです。こういうのアーティストも嬉しいだろうなあ。Fun.のメンバーもニッコニコだし(笑)

55th GRAMMY Awards - Best Pop Vocal Album Nominees






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