Of Monsters And Men / My Head Is An Animal (2012)



Genre: Indie/Folk/Pop
For Fans of: Sigur Ros, Arcade Fire, Acid House Kings.
Country: Garður, Iceland.
Label: Republic/Universal.

01. Dirty Paws
02. King And Lionheart
03. Mountain Sound
04. Slow And Steady
05. From Finner
06. Little Talks
07. Six Weeks
08. Love Love Love
09. Your Bones
10. Sloom
11. Lakehouse
12. Yellow Light

Myspace

Little Talks


アイスランドのインディーポップ/フォークバンド、Of Monsters And Menのデビュー・アルバムをれぶー。
本国アイスランドでは去年にリリースされ、チャートで1位も獲得しているんですが、今年に入ってアメリカのラジオ等を中心に、"Little Talks"が広まり、遂にはアメリカでユニバーサルと契約を。そしたらBillboard200で6位取るし、Alternative Albums (Modern Rock)とRock Albumチャートでは1位を取るっていう躍進っぷり。インディーロック大好きカナダでもアルバムチャート5位と、欧州のみならず、北米でも人気を集めているようです。ちなみにビルボードで6位ってのはアイスランドのバンドでは1番の順位だそうな。凄い。

確かにヒットのきっかけになった"Little Talks"のフックというか、聴き手のハートを鷲掴みにするキャッチーさは素晴らしいです。これがラジオで流れたら、こいつら誰だ?!とチェックしてしまうのはわかります。

From Finner


ただのアコースティックセットを中心とした牧歌的なフォークソングばかりではなく、ホーンセクションやアコーディオンみたいな楽器も使い、彼らの独特の雰囲気を作り出しています。そういった楽器を使ったアレンジ・コーラスなんかが、北欧の冷たい空気感やトラディショナルなテイストを、彼らのフォークサウンドに味付けしてるって感じが魅力の一つかもしれませんね。

インディーフォークというと、ちょっと取っ付きにくい感があるかもしれませんが、そういう系のバンド中では凄く聴きやすいバンドだと思います。フォークソングを色んな楽器とごちゃごちゃ合わせてやることによって、結構賑やかな感じになって、アイリッシュだったりの人気トラディショナルミュージックの感じが出てますし。

Lakehouse


この前のArcade FireやBon Iverのようにグラミーで評価されたり、Gotyeやこのバンドのようにビルボードで人気が出たりと、インディーフォーク系のアーティスト大躍進ですね。まあ無茶苦茶売れたり大勢の人に評価されたからって、果たして自分にとって良い作品か?というのはまた違う話だとは思うのですが(インディー系は特に)、自分の好きなバンド・シーンの知名度が上がるのは決して悪いことではないと思うので、素直に喜びたいですよね。そもそもバンドは売れて嬉しいだろうし。




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