Matchbox Twenty / North (2012)



Genre: Alternative/Pop/Rock
For Fans of: Dave Matthews Band, The Wallflowers, Maroon5.
Country: Florida, US.
Label : Atlantic/Warner
Official: http://www.matchboxtwenty.com/

01. Parade
02. She’s So Mean
03. Overjoyed
04. Put Your Hands Up
05. Our Song
06. I Will
07. English Town
08. How Long
09. Radio
10. The Way
11. Like Sugar
12. Sleeping At The Wheel
13. I Believe In Everything
14. Straigth For This Life
15. Help Me Through This
16. I Don't Wanna Be Loved

She's So Mean


正直最初聴いた時はRobのソロを聴いた時のような肩透かしを食らった感じでした。ロックバンドとして、というよりはソロ時の引き出しを空けて作ってるのかなあって感じ。これをMatchbox Twentyの新作だよと聴かされると、ちょっと残念だなあ・・・と。

それでも、落ち着きがありながら振り幅があってバラエティに富んだ作品で、Robのソロっぽい作風なんですが、何度も聴いてる内にやはりRobソロよりもバンドサウンドだと思ったし、Matchbox Twenty節といえるグッと来るフレーズはやっぱり魅力的です。間違いなく前作よりRobのソロ(それも2nd)に近い感じにはなってますけどね。

Overjoyed


素晴らしくも普遍的なメロディが、「クラシック」と感じてしまう程の雰囲気を持っていた彼ら。今作では、ソロの延長とも言える様々な引き出しから出される豊富なアレンジが、よりモダンなサウンドにさせていて、そういう感触もどこか「らしくないな」と思ってしまう要因かも。
個人的には"Push"のような何年たってもジワリと染みるようなサウンドの曲があるアルバムにして欲しかったなあと思ってしまいますが。今作で良いなあと思った曲は割りと「そういう」感じの曲だし。特に"Overjoyed"は素晴らしい!今作のベストナンバーだと思います。正直この曲があって安心しましたよ。"Parade"、"She's So Mean"が個人的に「…?」って感じだったので。

I Believe in Everything


Bonus Trackの"I Believe in Everything"は"Real World"、"Long Day"のような1stを彷彿とさせるナンバーだったので、次作でもっと増えれば良いなあ。1stはRobのElvis Costello好きの部分が結構強く出てたのでドンピシャなんですよね。
"Parade""How Long""The Way"みたいに今風なAlternative/Modern Rockサウンド・アレンジの曲も、彼ららしいメロディで聴かせてくれるので、コレはコレでありと思える人も多いかも。弾けるポップ!って感じの"Our Song"もライブで聞いたら気持ち良いかもしれませんね。

まあなので、僕が勝手に求めていたMatchbox Twenty像とは違う作風だっただけで、悪い作品では全く無いです。
後ワーナーの邦題のダサさは相変わらずで安心しました。
She's So Mean→シーズ・ソー・ミーン~彼女はシーソー・クィーン~

最後に過去の個人的名曲3連発。

Push

この曲は本当に素晴らしい!!泣

Unwell


How Far We've Come

Matchbox Twenty流のBilly Joel"We Didn't Start The Fire"って感じでしょうか?音の感じは勿論、曲を聴いているとアメリカの歴史を追体験出来る感じが。



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