Alabama Shakes / Boys & Girls (2012)



Genre: Blues/Southern Soul/Americana
For Fans of: Otis Redding, Aretha Franklin, Jack White.
Country: Alabama, US.
Label: Rough Trade/ATO
Official: http://www.alabamashakes.com/

1. Hold On
2. I Found You
3. Hang Loose
4. Rise To The Sun
5. You Ain't Alone
6. Goin' To The Party
7. Heartbreaker
8. Boys & Girls
9. Be Mine
10. I Ain't The Same
11. On Your Way

Hold On


去年話題になったバンドの一つ、Alabama Shakesの1stをレビュー。
正直目新しい所も何もなく、衝撃的要素も無い、如何にもアメリカーナな南部ロック。しかしこういうバンドがグラミーなどで評価されるという国がアメリカ。(グラミー賞最優秀新人賞等3部門にノミネート)
これは否定的な意味合いで言ったのではなく、ある意味で羨望。流行の音楽のみならず、トラディショナルなスタイルの音楽に対して評価出来るという所が。そしてそれが専門家のみが評価しているわけでもなく、チャート・売上にも結果として出ています。
別に日本もブルースやこういう音楽が売れろ!今のJ-Popは糞だ!なんて言うつもりはありませんが、こういうのが突然日本で評価されてチャートに上がってきても面白いですよね。

Hang Loose


上記で目新しい所が無いと言いましたが、良く言えば普遍的な魅力を持っているとも言えます。音作りもGarage/Lo-Fiな感じだし、これをラジオなんかで聴いたらより魅力的に聴こえるかも。

本国ではどうかわかりませんが、日本では「Jack Whiteが惚れ込んだバンド」という売り出し方をされたせいか、00年代のリバイバルシーンを好んで聴いていた若い世代の人を中心にも聴く人は多そうです。Alternative Country的なIndie Rock感もあって変に古臭さを感じませんし、「逆に新しい」なんて言われてそうです。

後半の方が個人的にスウィングしてて、メロウで聴かせる曲が多いので、後半の方が好み。"Heartbreaker"のようなオルガンがガッツリ絡んでくるSouthern Soulテイストな曲や、"Boys & Girls"のようなメロウな曲が好きでした。ライブではオルガン/ピアノを担当するツアーメンバーもいるみたいなので、ライブでのクオリティも良さそう。

まあ・・・正直本国で評価されている程グッとは来ませんでしたけど・・・(小声)ライブを見ればまた印象も違うんでしょうけどね。

Boys & Girls







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